伊豆大島共同打上実験
皆さん伊豆大島共同打上実験お疲れさまでした。TMR-00 PolarisのPM田村です。
TMR-00ってなんぞ?と思った人がいると思うのでまずはその説明から。TAMURA(タムラ)のTMRではないですよ。Tohoku type-M Rocket projectのTMRです(無理やり)。TMR projectでは5年後に自作M型エンジンを搭載したロケットを開発し高度5000mを目指します。その初号機とある機体が今回の機体、Polarisです。このロケットを雛形として改良・開発進めていきます。
では今回の打上実験についてです。最初に言いたい。デザインがかっこよすぎる。さすがF.T.E.専属デザイナー。かっこいい(2回目)。
Polarisの機体諸元は次の通り。
機体全長 1915mm
機体直径 116mm
機体乾燥質量 7.049kg
予想到達高度 636m
エンジン HyperTEK
K240
結構でかい。最初はこのロケットにもっと大型のエンジンを積む予定だったんです。だけどいろんな理由により断念。結果的には断念してよかったなという感じです。
打上目的はは4つ
①
横扉を用いた解放機構の確立
②
フライトピンの実装
③
テールコーンの実装
④
水密の実証
関東圏インカレロケット団体COREさんの協力によって打上成功!4つの打ち上げ目的も達成し、フライトデータの取得も成功、機体も扉部分以外完全回収しました!出だし好調!!到達高度は682m、予想より高く出てるのはテールコーンによるもの?でもこれが正確に解析できてないのはまずい。今回の実験を通して実証できたものもある一方、問題点もでてきたから、次に向けて改良を続けよう。少しでも早く自作のM型を打てるような技術を開発できるように。
ここからは個人的な話なので読み飛ばしてもらって結構です。実はPM田村、ロケットが大好きで始めたF.T.E.でしたが私情により1年くらい活動に参加してませんでした。ひと段落して戻ってきたF.T.E.、1年のブランクがあるため当然同期のみんなより知識も技能も劣っている状態。それにもかかわらず、PMをやらせてくれてありがとう。制作自体にはそれほどかかわらなかったけど、仲介役としてサポートしたつもりです。ポンコツPM ですみません。射場でみんなの様子を見ていて、強すぎる個性を保ちつつもプロジェクトチームとしてはよくまとまっているように感じました。あの一体感良かった。8期代はあと半年で引退ですが最後の能代でもF.T.E.らしくやろう!
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