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9月, 2018の投稿を表示しています

代表より,FTEのみんなへ

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こんにちは,7期代表おきょうです. はやいもので最後の能代がおわり,引退の準備を始めています. 2年半過ごしてきて思うことは,FTEって本当にいいサークルだなってことです. FTEの人たちってみんな信じられないくらいバラバラなのに,やるぞってなったときは一致団結するのがすごいところです. 引退するみなさん,FTEを十分に楽しみましたか?私は楽しかったです.最高! 現役代のみなさん,FTE楽しんでいますか?辛いことも,苦しいこともたくさんあると思うけど,できないことはないはずです.でももし困ったら先輩たちを頼ってください. 私がFTEにいる人に感じてほしかったのは,ロケット製作の楽しさやマネジメントの面白さだけでなく,自分の可能性を広げられる機会は至る所にあって、そのチャンスをつかむためのエネルギーが自分の人生を面白くするということでした. やったことないから,苦手だからという理由で諦めないで,やりたいことを実現できる人たちがいっぱいいるサークルがFTEです.これからもみんなで協力し合ってどんどんチャレンジしていってください. 最後になりましたが,困ったときに相談に乗ってくださった6期以上の先輩方,他団体のOBの方々,お世話になった先生方,スポンサーとして応援してくださった企業の方々,つたない運営についてきてくれた7,8,9期のメンバーたち,本当にお世話になりました. ありがとうございました.

NSE14th新入生プロジェクト

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はじめまして!9期の冨江です。 先日行われた第14回能代宇宙イベントで自団体は3機のロケットを打ち上げましたが、自分はその中の1つ、アマテラスのPMを務めさせていただきました。 アマテラスは9期主導で製作したG型モデルロケットで、機体に積んだ生卵を割らずに回収するというのを目標に打ち上げました。 結果は、、、 見事成功し、200m以上打ち上がった機体から生卵を無事に回収することができました!! 残念ながら、機体先端のノーズコーンが破損してしまい、フライトデータを記録するために積載していた電装をロストしてしまいましたがメインミッションを達成できたので9期初製作のロケットとしては十分成功したと思います。 自分達が設計から材料調達、製作、塗装までおこなったロケットが飛んでいくさまを見るのは感動的でした。 次はもっと大きいロケットを飛ばしたいですね。 製作の様子 製作の様子 打ち上げの準備中!みんなドキドキ 実際にアマテラスにのっけたたまご!

缶サット"Visionary"

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こんにちは.缶サットプロジェクト”Visionary” Project Manager(PM)の阿部です. 私たちのプロジェクトは,8期メンバーが中心となって開発する缶サットプロジェクトです.2018年度の能代宇宙イベントへの出場を目指し,開発してきました. ミッションステートメントは「確実に走行を開始できる自立型ローバーを開発し,団体内の技術確立を目指す」です.FTEでのカンサット開発は今年で3年目を迎えます.団体としての今後の缶サット開発がより円滑・効率的に進められるように,缶サットの要素技術の取得とプロジェクトマネジメント手法を検討・確立したうえで,4年目以降の缶サット開発の指針とすることを意図してミッションを定義しました. プロジェクト名Visionaryは,この理念に基づいて考えました. 開発で最も大変だったのは,自立誘導のアルゴリズムを考えることとパラシュートを分離する機構の製作です. 私たちの缶サットは惑星探査ローバーを模擬するものなので,自分でセンシングして自力で目的地まで向かう必要があります.私たちはそれを高い精度で実現するにはどうしたら良いか考え,IMUによる誘導と画像処理による誘導を合わせて行う方法を考えました. パラシュートで降下して,それを切り離してから目的地に移動するというのはとてもチャレンジングです.F.T.E.の過去の機体もパラシュートがタイヤに絡まったり,着地の衝撃で機体が破損したりと,この壁を乗り越えることが出来ていませんでした. そのため本機体の重大なミッションの一つは,確実に着陸して走行できることでした.限られた時間の中で設計から製作までをやっていくのは大変でした. 能代宇宙イベントの結果は,残念ながら良い結果とはなりませんでした.投下は出来たものの,1回目は着地時の衝撃でモーターシャフトが破損,2回目はキャリアの中で誤ってタイヤが回転してしまいパラシュートが絡まって自由落下してタイヤ破損という結果になりました. PMとしては大変悔しいです.そもそものミッションが確実に走行を開始することだったので,それすら出来なかったのは非常に心残りです.PMとして情けない思いです. 原因としては,設計・制作の管理の甘さと信頼性の高いシステムを開発するのに十分な試験とフィードバックが出来ていなかった