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10月, 2018の投稿を表示しています
こんにちは!この度副代表になりました木幡明日花です。 木々の葉が美しく紅葉しだし、すっかり秋の季節となってきましたね。 この度、私たちF.T.E.では代替わりが行われ、10/1をもって私たち8期が執行代となりました! つい最近大学に入ったと思ったら、もう1年半の時が流れ、代替わり… 早いものですね。 ここでこれから1年間執行代となる私たち8期について簡単に紹介していきたいと思います! 私たち8期は個性的すぎるくらい個性的なメンバーが揃っています! ラーメンが大好きすぎて週3以上でラーメンを食べている子、会話の返事がいつも”それな!”な子、菓子パンをこよなく愛している子、自分で作った部品を自慢げに見せてくる子… とにかく面白いメンバー揃いです! (そんな筆者もエンジンかわいい!!などと言ってしまう変わり者です笑) そんな普段は個性的な面を持つ8期ですが、執行代としてはこれからのF.T.E.を引っ張っていくべく、日々奮闘しています!現在では9期と力を合わせながら、伊豆大島共同打上実験に向け、絶賛邁進中です! 長くなりましたが、私たち8期一同、これまで先輩方が築き挙げてきたF.T.E.をより良いサークルにできるよう、活動理念である大気圏突破、全ての人に夢と感動を与えることを目標に、頑張っていきますのでよろしくお願いします!

能代の10日間と自分の1年間🍛

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8/15〜24で能代宇宙イベントに行ってきました🚀 2年前、自分がまだ1年生だった頃、先輩達の陸打ち機体が打ち上がるところを見ましたが、あの頃は当然のように打ち上がってるように見え、これが普通なんだと思っていました。自分達が上級生になった今では打上までに色んな過程を踏んで、当日も予期せぬトラブルが起こりうるということは分かっていました。それでも今年能代に来た1年生にはかつて自分が2年前見たように、当然のように打ち上がるロケットを見せたいという思いもありました。また、伊豆大島で打ち上がらなかったBEARは燃焼側のミス、ステムの固定が甘かったのは完全に自分の責任でした。能代まで遅延したBEARはなんとしても打ち上げたかったです。 Siriusは打上予定日は雨で中止、翌日も風が止まずに中止、その次の日は厳しい時間の制限もありながら打ち上がり、結果は弾道落下という悔しい結果に終わりました。 BEARの方はリハで無線のランチコントローラが壊れ、有線は昨年同様長さが足りずに伸ばす作業が必要でした。Siriusが打ち上がった喜びで遅くまで飲んでたら翌日二日酔いの中有線を伸ばす羽目になりました👼 打上当日、普段リークの起こらないN2ラインでリークが起こり焦りましたが、どうにか改善されて予定通り6時のXで打ち上がりました。 GSE展開中COREの電磁弁が壊れてしまい、余韻に浸る間も無く打ち上げ委託をFTEで受けることにしました。COREの人には個人的にお世話になっていたり過去にFTEが打上を委託したこともあったのでその恩返しが出来たのではと感じました。 そしてCOREのもう一機のきりたんぽも翌日FTEで打上げ支援をしてその甲斐あってか海打ち懇親会でMHIアワードの特別賞を受賞することが出来ました👏 受賞の場でも言いましたが今回推進系は結構厳しい状況で燃焼実験も自分たちでは出来ないとの事で秋田大に協力して頂き能代で燃焼実験を行いました。そこに至るまでに運営の方や安全審査の方に細かな調整して頂き、前田先生にも立ち会って頂き、自分たちの力ではここまで来れませんでした。関係者の方々本当にありがとうございます。 終わってみればあっという間で1年前の自分が想像しないくらい成長して、7期のみんなとも会う機会が減ってしまいます。大学生活の中で中心だったものがなく

Sirius PMより

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こんにちは!先日、能代宇宙イベントで陸打ち機体「Sirius」を打ち上げて来ました!このSiriusプロジェクトのPM藤原です。 今年度の4月から始まったプロジェクトですが、PMや設計など8期代も多く関わりました!私も初のHybrid RocketのPMということで、たくさんの方々に助けられながらマネジメントを行いました。 今回のRocketの紹介します。 J型 Hybrid Rocket「Sirius」です!  全長 1782mm  機体径 116mm  質量 7.5kg  予想到達高度 174m 3つのカメラを搭載した空撮ミッションのための機体です。 8期代Rocketの機体名は星座をモチーフにしており、今回はおおいぬ座の1等星から名前を頂きました 製作の上では、機体としての完成度を意識して、カッコいい塗装や精度の高い加工をしたつもりです。白と青の綺麗な空色の機体となりました! 8/18 8:00 に打ち上げ成功。 その後は電装の発射検知がされなかったため、機構は動作せずに弾道落下し、着地しました。空撮の方は3つのカメラの内1つのみ動画データが残っていました。 機体の完全回収と、全ての空撮ミッションが達成されたわけではありませんでしたが、無事打ち上げをでき、改善点や反省点を見つけることができたので良いプロジェクトだったと思います! 次回のプロジェクトでも頑張ってより良い機体を作っていきたいと思います。

BEAR PMより

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どうもF.T.E.7期熊こと村上です。皆さん能代宇宙イベントお疲れさまでした、そんで大変お世話になりました。楽しかったですか。熊は楽しかったですよ まずは簡潔にNSE14の海打ち機体BEARの結果報告から 8/21/AM6:00 点火 点火シーケンスに問題はなく無事ランチクリア。しかし機構が開かず弾道落下。着水後回収船により回収成功。着水の衝撃により機体は大きく損壊していたが主要コンポーネントは分断されず回収成功。また、水密区画は破損していたがフライトデータの回収に成功。弾道落下の原因は横扉開閉機構の扉を保持していたサーボに連続的に大きな負荷がかかりバッテリーの電力を使い果たし、機構が動作しなかったと思われる。以上のことはフライトデータが上昇中に途切れていたこと、回収後のバッテリー電圧が機構動作に要する電圧に満たなかったことから推察。最高高度は700m近く、落下分散等は概ねシミュレーションと一致。 ってなもんでした。以下駄文なので先にお礼だけ言っときます。 伊豆大島から能代まで、BEAR製作、打上に関わってくれた全ての皆さん本当にありがとうございました。至らないPMでしたが一緒にロケットやれて嬉しかったです。 あとは熊の個人的なあれなので読んでくれなくてもいいです まずはPM的なほうから。この機体は前回の3月伊豆大島共同打上実験に向けて製作した技術実証機体でした。しかし打上チャンスを逃し続け、ついには伊豆大島を発つ日の朝を迎えました。午前中の打上ウインドウはあったのですが、機体捜索時間が取れるか微妙だったんですね。技術実証機というのは回収してフィードバックができないと仕方ない。断腸の思いで出港前日に現地メンバーで翌日のNoGoを決めました。”打てない”ことはあっても”打たない”ことを選択したのは団体として初だったかもしれません。ロストしても打つことによって得られるものは少なからずあったと思います。このときの判断がPMとして正しかったのか、未だにわかりません。まあ、かくしてBEARはランチャ上から完全回収され帰仙しました。これ伊豆のあとブログに書いた気がする。そっち読んでください 約半年経って迎えた今回の能代。PMとして考えていたことは「とにかく打つ」ことだけでした。この一機を上げるために協力してくれた団体内外のたくさんの方の尽力に報いるためにも、

缶サット”PENGUINS”

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皆さんこんにちは! PENGUINS PM(プロジェクトマネージャー)のたけかわです。 「PENGUINS」とは2018年8月15日~8月24日に開催された第14回能代宇宙イベントのCansat競技に参加した学部3年生4人、1年生3人からなるチームのことです。 ここで少しCansatについての紹介をしたいと思います。 Cansatとは宇宙技術の教育を目的として、小型衛星で用いられるものと類似の技術を使用して製作される小型の模擬人工衛星のことです。一般的にCansat競技は自由度が高く、設計・機構・電装のあらゆる分野の知識を総動員しながら開発していく力が求められます。また、指定のサイズや重量を超えないための工夫も必要です。 PENGUINSはCansat競技の中でもミッション部門に出場しました。私たちのミッションはざっくり説明すると「2機の四足歩行型Cansatの作製&協調ミッションに挑戦」です。ミッションの流れはこのようになっています。 また、ミッションのサクセスクライテリアは上のイラストの⓶までをMinimum、⓷までをFull、⓹までをAdvancedとしました。 それでは機体の紹介をしていきたいと思います。 こちらが実際に作製した機体の写真です。機体のほとんどのパーツは3Dプリンターで造形しました。2機の機体(ペンギン1号と2号)は全く同じハードウェアからなり、1機の重さは460gほどです。機体重量は安価で低トルクな小型サーボモーターでも機体を支えることができるようにできるだけ軽くなるように設計しました。キャリアから投下後はWifiで相互通信しながらgps・画像認識誘導を用いてミッションを進めていきます。一番の特徴は12個のサーボモーターを用いた4足歩行です。私自身能代宇宙イベントのCansat技術交流会に3年間参加してきましたが4足歩行型Cansatは今まで見たことがありませんでした。これらの脚はキャリア収納時には折りたたむことができます。 実験結果は 1回目   電装の不具合が投下前に発覚し投下を断念 2回目  キャリアから放出された後、2機体ともパラシュートは無事解散したものの着地の衝撃で機体の一部破損&コネクタ・表面実装の接触不良でマイコンのソフトウェアリセットがかかって

学生団体総選挙

こんにちは!広報局の吉野です。 私たちFTEは、先日7/7に行われた、学生団体総選挙に出場しました。 学生団体総選挙には全国800団体がエントリーし、予選を通過した10団体×8部門が、部門ごとにプレゼンをしました。当日、企業の方々の審査により、1部門につき1団体が部門グランプリとして選ばれます。そして選ばれた8団体のみがグランプリプレゼンに進むことができます! ではさっそくですが、結果発表です! でん!でれれれれれれれれれれれれれ、でん! 私たちFTEは! なんと! クリエイティブ部門で グランプリを受賞いたしました!! おしくも総合グランプリは逃してしまいましたが、それでもグランプリプレゼンの場で多くの方々にプレゼンを見ていただくことができ、本当に嬉しいです。私たちの宇宙への熱い思いを、多くの方々に感じていただけたのではないでしょうか。 そして、全国から集まった学生団体の皆さんの熱いプレゼン、本当に心に響きました。 私個人として、ぜひここに入って この人たちと一緒に活動したい!と思うような団体さんがいくつもありました。 子ども達のため、地元の人々のため、あるいは遠く離れた発展途上国の人のため、明確なビジョンのもとに実際に行動を起こしてきた皆さんの姿はとてもまぶしく、たくさん刺激を受けました。 また、私たちは懇親会にも参加しました。企業の方々や、実際に登壇していた皆さんとお話しすることができ、とても楽しく、貴重な時間でした。この場で新たに生まれたつながりを、これからも大切にしていきたいです。 団体としても個人としても、多くのことを得ることができました。 今後もこのような機会があれば積極的に参加したいです! 学生団体総選挙についての記事はこちら! → https://www.facebook.com/tasukake.official/posts/239919663276628